2016年2月15日月曜日

Bitcoinを用いた日本の銀行からアメリカの銀行への海外送金その1

最初に書いておくが、
無事に日本の銀行からアメリカの銀行まで海外送金に成功した。
この記事の一番最後に成果をまとめてある。
 
実際にきちんと

日本の銀行口座円→ビットコイン→ドル→アメリカの銀行口座

と送った例はネット上にもほとんどない。
ネット上でのドルへの換金までは意外に簡単なのだ。最後のステップがとにかく不安要素が多いし、難しい。
なので私の報告は、意外に貴重ではないだろうか?

しかし、リスクもしっかり把握してほしい。
受け取り銀行の(今回はアメリカ側) 口座を最悪の場合、凍結されるだろう。
(これは以下に書いているPaypal経由でかなり軽減されているとは思うが、Paypalへの送金も少し不安。)
取引所でのトレードしている間の為替変動のリスクや、ビットコイン取引所の信用性など他のリスクもある。
自分がアメリカにいたときなら、無理してアメリカ銀行口座を使わず、BitstampやXapoなどのドル建てデビットカードをアメリカ国内で用いていただろう。

ーーーーーーーーーー以下報告!ーーーーーーーーーーーー

一週間前にやった内容。
(もう少し遅ければ、円高になった…。涙目。)

結果をまとめると、早い、安い(手数料)、怖いw ということで、小額の送金に最適です。
前提として、
  • 日本の銀行・アメリカの銀行に口座を持っていること
  • VerifyされたアメリカのPaypal口座を持っていること
  • 準備が必要
    • 日本とアメリカそれぞれのBitcoinの取引所が必要になる。
用いたのは以下
  • BTCBOX:円からビットコインに。
  • Spicepay:ビットコインからドルに。
  • Paypal:spicepayからアメリカの銀行への送金媒介として。 
日米それぞれの銀行名は明かす必要がないから伏せておく。
おそらく多くの銀行がBitcoinの受けいれは嫌がるだろう。

だいたい、手数料なしで海外送金されたら、銀行はたまったものではない。
銀行はブロックチェーンの技術だけ盗んで銀行発行以外の仮想通貨は駆逐したいはずだ
察してあげよう。彼らは強欲だし、これでさらに儲けたいのだ。受け入れるわけがない

Spicepayが見た目怪しげな会社で笑った。
ただレートが良いのと、即時交換で間違いがないので送金手段としてはかなり良い。
詳細は書かないが、Orderしたら関連会社からPaypalに送金が来た。
下手をすると収入としてとらえられかねない送金(関連会社って…)で参った。

おそらくPaypalはBitcoin取引に用いられることを認めていない。
2016年2月の段階で不明。
ただし、Bitcoinでの支払い可能な店舗がCoinbaseやGopayなどを通じてpaypalに預けるのはみとめられている。以前に比べると軟化したのかな。
ただし、個人のPaypal口座は高額の取引(特に預け入れ金額)があると、Freezeすることが多いらしい。注意が必要だ。アメリカのPaypalと銀行口座は一度verifyされると非常にスムーズ。

というわけで、Spicepayからpaypalはリスク覚悟でやった方が良い。
Coinbase→Paypalであれば少し安心かもしれないが、日本からのCoinbase申し込みはアクセス時点でダメみたいだ。

今回(この時レートは1ドル=117円)は23000円→0.5btc→194ドルだった。
結局118円のレートで送ったことになった。こういう小額の海外送金には最高に良い。
かかった費用は銀行からBitcoinへの600円程度とBitcoinの転送手数料のみ:0.00?btc、つまり何十円?忘れた。本来、かかる時間は2−3時間なのだが、銀行が取引をする営業時間の時差のせいで、平日で最短5−6時間かかる。つまり、時差を待っている間に終わるということ。取引の手間より最初にBitcoin取引所に認証とる準備の方が圧倒的に面倒くさい。

次は取引をしてみようと思う。

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