2018年9月18日火曜日

Future-HAIKU 今日の一句

落日の 畜生どもが 夢の跡 (飲不飲金)

訳 人口減や高齢化で滅びゆく日本の、社畜と呼ばれる人たちが、はかない栄光を夢見たマイホーム購入で自滅した様


2018年9月17日月曜日

Stock trade and tax 5 IDECOと所得税

IDECOはリタイア後の所得税の税率変化が激しい人のためのものだ。
IDECOで得られた利益に税金がかからないというのがウリだが、損益通算できないことを含めたリスクについてはきちんと把握すべきだ。また、利益は他の口座に比べて多くの場合、小さくなるだろう。特にサラリーマンとかね。

そのため、IDECOのメリットの大部分は所得税の税率の変化率が大きい人にしか意味がない
たとえばIDECO開設から死ぬまで同額の所得税を払っている場合、IDECOなんてクソだ。

IDECOは商品の入れ替えができるけど、頻繁に行うようには設計されていない。 また、大企業の会社員など福利厚生が厚いところでは、投資額が雀の涙だ。
どれを買うか悩むほどの商品の数がないので、かける時間も比較的少ないが、得られる利益はさらに少ない。ただし、長期にかけた場合にはそれなりの額になる場合もある。つまり、受け取り前の運用状況がもっとも大きく反映される。しかし、一般に人生が終盤になるにつれ、リスク資産のリスク低減を考えるべきとされる。この2点が矛盾するため、非常に迷うことになるが、あえて言わしてもらえるなら、額があまり大きくない以上、リスクを冒した上で長期的利益重視で運用が良いのではないかと考える。

IDECOの本来のターゲットは、自分の将来設計をふまえたうえで、超長期的な視点で商品を入れ替えていくのが良く、60歳ぐらいで経済的に余裕を持ちながらリタイアできる自営業向けの…ってそんなやついるのかよ!というかんじではあるが、長期的に積極運用できる人ならNISAより楽しめルカもしれない。。

ジュニアNISAなどより難易度は同程度か低いかもしれないけど、人を選ぶし、マネージメントするコストエフィシエンシーが今ひとつ悪いが、ある程度のリスクを楽しみながら運用するには良いシステムだと個人的には考える。

Stock trade and tax 4 ジュニアNISAと相続税

ジュニアNISAは相続税などへの対策のためのものである。
優先順位が他に比べて低いことから、自身、あるいは親族の年間の合計貯金可能額が120万円以上ある人におすすめできる。具体的には、俺みたいに子供が多ければ、祖父母から孫への生前贈与が効率良い。

今日び、学資保険は情弱専用だし、教育資金贈与信託とか手続き面倒くさすぎだろ、常考。
今後の円の暴落を踏まえれば、円のままとか死ねるわ、マジで。親世代はリッチな余生で羨ましすぎるわ。

と頭で賢そうなこと考えるけど、家族計画崩壊中の子沢山におすすめなのがジュニアNISAなのだろう。俺のことだけどな。

ジュニアNISAは相続税対策というのは、贈与後に運用できるメリットをさしている。
運用者からの相続を運用後の資金と言うかたちで得た場合に相続税がかかるリスクがある。
また、ジュニアNISAで得られた利益に税金がかからないというのもある。

ただし、難易度はNISAよりさらに上がる。
これは、現状でジュニアNISAの引き出しが原則18歳以降である点が原因だ。
売ってしまった時点でその後の利益は得られない。
超長期的な視点で買う必要がある。

NISAと同じ理由で無(低)配当であることが原則だが、リスクヘッジするためにETFや投資信託が良いだろう。

あとは、贈与であることを明確にできる。
通常贈与は書類等に残す必要があるが、ジュニアNISAはもともと贈与から成り立つことが多いし、その場合、国も贈与と捉えてくれると信じている。

子供が多いと教育資金+ジュニアNISAを子供に移すだけで相当生前贈与できるから、子沢山家庭で、実家が裕福な場合に利用しない手はない。 

Stock trade and tax 3 NISAの難しさ

NISAは前述の特定口座(源泉徴収なし)に比べて少し難易度が高い。

NISAを難しくしている点は売り時と再投資である。
  • 運用期間が限られている点(繰越は可能だけど)
  • 株の入れ替えは限度額が減る点
  • 繰越年は投資額が減る点
  • 配当の再投資は限度額が減る点
これらがNISAを難しくしている。
よってまずは高配当株と特定口座(源泉徴収なし)から始めるべきではないかと考える。
初心者なら価格の変動が低いディフェンシブな高配当ETFなどが良い。
熟練者なら確定申告前提で越年を含め損益通算しながら利益を20万に調整できるかも。

NISAは無(低)配当の長期保有を前提が良いと思う。例えばアマゾン株。
俺はQQQとか投信を入れている。
  • 配当があると、基本株価は下がる。
  • 配当の再投資は限度額を削る。 
よって売買や再投資をしたくないNISAは無配当の投信や株の長期保有と相性が良いだろう。
まぁ、売買については心理的抵抗ができるということなので、気にしない人には関係ないのだけど。俺みたいに、もったいないおばけを信じている奴には心理的抵抗ありすぎなのです。

あぁ、あと、積立NISAとかいうのは情弱用だとおもう。
バカにしているわけじゃなく自分がそうだと思う人になら、おすすめできる。
まさにバカの一つ覚え。アンパーンチ。意外に強いのです。
ただし、当たり前だけど、バイキンマンの方が強いし、僕にとっては美しい。

Stock trade and tax 2 特定口座源泉徴収なしと高配当株

高配当株と特定口座(源泉徴収なし)は相性が良いと思う。
年利益率がある程度固定されているものを選べば、
利益を20万円以内におさえることで(もちろん他に雑所得があるとダメだけど)
NISAの難しさなしに投資ができる。

初心者なら高配当株は株価が下がりにくいディフェンシブ銘柄を選べば(バンガード高配当株式ETF等)、株価をあまり気にすることなく定期的・安定的な収入を税金を回避しながら得られる。
熟練者なら確定申告前提で越年を含め損益通算しながら利益を20万に調整できるかも。
俺は初心者だし、確定申告面倒くさいので、高配当株を徐々に積み立てて利益を恒常的に18万程度にしたいと考えている。

NISAの難しさについては次の項目で述べる。

Stock trade and Tax 1 株 反省点

株を始めて半年経過した。それなりに利益が出ているが反省する点も多い。
成果は前回のログを参照。

反省点を列挙すると、短期投資・口座の種類についての考察不足・配当の考え方といったところ。

まず、短期投資はしてはいけない。
これは職業にするにはコストエフィシエンシーが低いし、サラリーマンだと勤務時間に重なる。
よって禁忌に相当する。日経インデックスのインバースで遊んでみたが、3000円ぐらい損失を出した。せいぜい遊びですんでよかった。

次にどの口座の種類を使うか。
口座には一般口座と特定口座(源泉徴収あり)と特定口座(源泉徴収なし)がある。
これら以外にNISAとIDECOがある。
あと、配当についてもそれぞれの口座との相性がある。

 個人的な意見を以下に述べる。
  1. NISAやIDECOなどの税制優遇口座は以下に述べる理由から初心者向けではない。
  2. 特定口座(源泉徴収なし)から始めるのが良いかも(利上げしている国の高配当株を中心に年利益20万円以内)。
  3. NISA枠を使う。(無配当の投信かETFがおすすめ。)
  4. JuniorNISAを相続税対策で考える。(無配当の投信かETF)
  5. IDECOで利益を期待してはいけない。自営業のリタイア用(税率変化の中和目的)。 

Stock trade 0.5Y - 株記録:半年

楽天証券の口座を開設してちょうど半年たったので、備忘録。

投資額は総額300万円ちょうど。利益率が約10%というところ。

アメリカの情勢がいろいろと変わり、対中国政策など判断が難しい材料も多いけど、
基本買い足すことはあっても減らさない方針

Idecoは投資累計額68,349円で時価評価額69,266円。
Idecoは超長期的な予測しか有効でないため、本当に難しい。
まぁ、大企業で働く会社員の場合、 額がしょぼいから、気にする必要はないけど。