Insurance 保険についての考察

市販の保険とは困ったときにみんなで助けあうシステムを資本主義に乗せたものです。
だから、初めから絶対得にはなりません。
また、保険と運用は分けて考えるべきものです。
実際、運用込みの商品は同じことを個人でやった方が手数料分もうかります。
特に世界が低金利の現状では保険商品はリスクばかりで運用益なんてでません。
よって当然俺は保険はすべて掛け捨てです。

俺の場合は、俺が稼げなくなることで家族が困ることとなります。
家は借り上げ社宅でこれを最長で使う予定です。実家は両方とも持ち家。
最大のリスクである稼げなくなる要因として
  1. 俺が死ぬ
  2. 俺が障害で働けなくなる
のほぼ2点に集約されます。

医療保険は現金で200万から300万円ほどストックがあれば必要ないと考えます。
なぜなら医療保険の入院が保証するのは180日程度までだし、最近の医療制度だと
入院を最短に抑える傾向にあります。
本当に困るときは180日より長期で働けない状況や入院している状況です。
つまり医療保険は本当に必要な状況で役立たずとなっています。
逆に、手持ちの現金がほとんどない人、言い換えると貧しい人のための保険といえます。
もともとアメリカのような国で(医療保険制度や低い貯金額)成熟した保険なので、当然ですね。皆保険や高額医療控除が制度化されている日本では原則、意味不明です。
ひとによっては先進医療だけ受けたいかもしれませんが、適用確率が低すぎます。

1には収入保障保険、2には就業補償保険を充ててリスクヘッジしています。
どちらかに特約をつける手もあるのですが、リスクヘッジできない穴ができます。
また両方とも保険がシンプルで分かりやすいです。これ大事。
収入保障保険はsompoひまわり、就業補償保険はライフネットを使っています。
一番下の子が大学卒業まで保険をとりあえずつけていますが、
手持ちの資金の増額に応じて解約します。
上記2つの保険はその特性上晩年程不利になりますから。
随時の解約が不利にならないのも掛け捨てのメリットとなります。

大企業など福利厚生がしっかりしている場合(俺の場合)、2の場合に
ある程度補償されます。大企業勤務のサラリーマンにはそういう意味でもメリットがありますね。また国からの援助もあります。
企業からの保障で保険の適用も最初の180日は控除していて、その分安くなっています。
保険の費用は一か月全部で1万円ちょっととなっています。
これで俺に何かあっても総額で月40万円ほどがコンスタントに家族に残ることになります。
一番下の子が大学卒業してしまえば、保険が終わり年金へと移行することになり、
あまり多くない年金に妻が少し苦労しそうですが、リスクヘッジとしてはまずまずでしょう。

持ち家(現状、購入はすさまじい”消費行為”となります。かなり贅沢だと認識すべき。)だったら設計が大きく異なりそうですね。
俺にはそんな無駄遣いは無理だし、不動産投資できるほど金も知識もないです。
可能でも日本で持ち家(笑)は避けますが。特に、両親に持ち家がある場合で、相続が予定されている場合、長期目線の資産計画が必要です。
買う人は不動産の価格以外にもデメリットが何であるかを認識すべきです。
あなたやその家族ががその家を不要となった将来、どうするか目算が立ってればOKです。
売れるだろ!とか考えてる人いたら笑えるw
売値以前の問題で将来、買い手がいるか?ということですね。
管理義務も認識しましょう。


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