2020年4月12日日曜日

Rescue packages and fixed cost 現状把握とリスクヘッジ

家計でも企業でも同じなんだけど、今回のコロナウィルス騒ぎでは自己資本と固定費を見つめなおす良い機会だと思う。またリスクヘッジの在り方も考えるべきだ。

たとえば収入や利益が0になったとしてその家計や企業が破綻するのは自己資本を固定費で割った値(日数等)分、経過した後となる。あるいは実際には純利益がマイナスとなっている中で自己資本を純利益で割った値、時期的に後に破綻するはず。もちろん経済的信用に伴って借入することはできるけど、今のご時世、公的な援助しかそんなものはない。今回の公的な援助も多くの場合、給付ではない。家計だと一部の世帯主、企業だと休業補償のX%というやつぐらいか。

純利益がプラスになるのはいつになるかをきちんと予測することが大事なのだが、今回はそれが死ぬほど難しい。
企業であれば休業補償の大部分を給付してくれるとして、ほかの固定費が大きい場合には純利益がプラスになる時期は相当先になるだろう。特に人が集まることや移動が必須の業種については絶望的だろう。従業者としての立場から不満がある人が多いだろうけど、経営者の立場視点が欠けていると思う。そんな冷静にはなれないだろうけど。自身のリスクヘッジ不足を認識すべきところなんだろう。本当に困っている人に関しては、一時的にでも生活保護等の申請も検討する必要があるだろう。

個人の立場、従業者の立場、経営者の立場から再度見直し、現状でできることを見直す必要がありそうだ。まぁ、経営者の場合も、今なかなかそんな余裕はないだろうけどwある意味ではその世帯の長は経営者ともいえるので、いろいろと置き換えて考えることはできるだろう。自営業の場合は個人の立場と経営者の立場が大部分重なったりしているだろうし。

私の場合は、個人の立場、従業者の立場として今回は損失はない(株以外w)。ただ、運が良かっただけというのもよく理解したつもりだ。リスクヘッジ方法も全然足りていないことを痛感した。

余談だけど株については含み損は回収した。実損の40万は配当だけなら3-4年で回収となるかな。損益通算すばらしい。まぁ、今年中には回収したいものだ。しかし、こういう株取引は、今回のような経済危機にあたり従業者の立場のリスクヘッジには当然ならない。持株会みたいなものだ。

さらに蛇足だけど、マクロ的な視点でも一つ。出生率は今回の件で中短期的にさらに下がるだろう。家計において子供が生まれるということは家計的に見れば明らかな固定費の増加だ。給与等の総利益が増えないというか、絶賛減少する中、純利益が増えないのは馬鹿でもわかる。だれが固定費を増やそうと思うかという話だ。国家の定義には権力と領土と国民が必須なのだが、国民の減少が何を意味するのか、ちゃんと考える必要がある。それを踏まえて長期的に何に投資すべきかも再考してほしい。

もう一度いろいろと見つめなおす必要がありそうだ。俺は、所詮一人の家族を抱えた科学者だ。家を守るだけで精一杯だ。リスクヘッジを踏まえた自身への投資を再度行おうと思う。いつ日本がつぶれてもよいように。(子供にもそう教育したい。)無論、数字としての自己資本も増やしたい。

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