2016年1月24日日曜日

AmericaのCredit card6 まとめ

概論・各論・現在(2013年)自分が使っているカード一覧の順番で書いてみた。(2015年、2016年に一部校正。2016年現在も内容はほぼ変える必要はないと思う。)

今回hhonorsのクレジットカードを調べながら(2014年には取得)、日米のクレジットカードの特徴が垣間見えたのでメモ。
所詮私のような貧民の考えることなので、ブルジョアを誇るひとのクレームは受け付けませんw

まずは概論

1. アメリカの方が、Rewardsが圧倒的に日本より良い。
これは入会特典も利用額に応じたポイント・マイル・キャッシュバックも。
これは日米のクレジットカード利用傾向の違いが一つの理由かもしれない。
アメリカ人の中には日本で言うところの”リボ払い”にする人が日本に比べて多い。つまりアメリカ人の方が良い顧客。
クレジット会社は新規顧客を得るためにRewardsを上げる。これには会社同士の激しい競争もからんでいる。
また、クレジット社会なので、クレジットカード利用率が圧倒的に高い。手数料の還元もありそうだ。
最大5%-6%還元分野をもつドル建てカードが存在する。日本は1-2%が多い>かな。

2. プライオリティパスは日本の方が安そう。
プライオリティパスがついたカードをアメリカではあまり見ない。あっても高い(年会費300ドル以上かな)。
日本国内だとラウンジの数も少ないことと関連があるかもしれない。
国外に多く出かける日本人は(楽天とかMUFGプラチナとかセゾンプラチナアメックスとかで)是非持つべきなのかもしれないw <年間1万円程度の価値

3. 日本国内クレジットカードラウンジ
もうね、ゴールドカードだらけの日本でみんな使ってるわけだけど、アメリカでこの制度は多分ないと思う。
サービス大国日本って感じなのかなw 三井住友の某カードの年会費からするとカード会社にとって<年間2800円以下の価値>なのだろう。ファミレスのドリンクバーが日本には多くあるけど、アメリカで見ないのと同じかなw ステータスと言うより、ファミレスで国家試験勉強していたころの自分を連想させる罠w とはいえ、便利だしもちろん使ってますYO!

4. コンシェルジュサービスについて
なんかVisa signatureつきのカードががゴールド以上のカードだとか書いている日本語のサイトを見かけたが、そんなことはない。<アメリカドル建てなら無料のカードでもついてる>カードがいくつもある。日本はコンシェルジュサービスを高く評価しすぎなのかもしれない。ちなみにアメリカのVisa signatureは日本語に対応していない(アジアとは経営が違うようだ。)。
一度使ってみたが、非常に丁寧で良いサービスだった。英語での電話に壁がない人は試してみると良い。

5. クレジットカードにたいする考え方
いろいろなサイトに載っているので割愛しても良いのだが、アメリカでは"クレジット"カードであり、国民総背番号制にあたるSSNに紐付けされている。そのため個人の”クレジット(経済的な信頼度(米))”に多く寄与する。日本だとブラックリストぐらいしか話題にならないけど、アメリカだとFICOスコアの形で点数化されている。FICOスコアが良ければ、経済的に信用されるので、生活しやすくなる(お金・家・車を"借りる"際の信頼度として)。
逆に日本のいくつかのカードのように、”持っているだけ”で特典(ラウンジ・手荷物輸送・保険自動付帯など)が大きいカードはアメリカでは多くない(アメックスプラチナとか?)。
話は変わるが、バカなアメリカ人が使うのか、バランストランスファーという項目がアメリカにはある。金を返すために新たに借りる…ってw まぁ、うまくやると期限付きで利子なしで借りることが可能になる場合もあるらしいが、手間を考えるとめんどくさすぎだろと。クレジット社会という名の借金大国アメリカ www いずれ国まで揃って連鎖破産かもw

6. 限度額
年会費無料のカードでもアメリカだととんでもない限度額にまで上がっていくことがあるみたいだ。
利用率を各カード20%以下に収めた方が良いとか言われているし、限度額が低いカードは”使えない”カードになる。スコアが上がれば限度額をフレキシブルに上げて、顧客に使ってもらおうという意図かもしれない。

7. 為替手数料
かからないカードがアメリカにはいくつかある。Capital oneの全部(かな?)、Discover、他。
日本のカードにもあるのかなぁ。年会費無料であれば、申し込みたいところだ。

あとは蛇足だけど各論メモ

1. アメックス
アメリカのカードだからアメリカのカードの方が"日本支社"のカードよりパフォーマンスが圧倒的に高い。
日本で純正のアメックス持っている人は、正直何がうれしくて持っているのか、さっぱり分からない。
ドル建てへの変更狙いで渡米前一年間もつのはありかもしれないけど。

・日本だと限度額が低めのことが多い。
・年会費は日本の方が圧倒的に高い。
・入会審査は圧倒的に日本の方が緩い(ステータスwwww)。
・還元率はアメリカの方が圧倒的に有利。
・カードの種類もアメリカの方が多く、特徴がそれぞれある(Blue cash preferredとか凄いよね)。
・日本のAmexは、プラチナ以外、目立った項目が見当たらない。(つまり持つ価値がない+アメリカのプラチナは約半額。)

日本のアメックスは使いにくくて、還元率も低いのに高い年会費を払って、ありもしないステータスを買っているわけかな。
たしかに日本版アメックスプラチナをもっていれば、無駄遣いできるほど金が余っていることを誇れる(そこを誇れる人間とは付き合いたくないけど)わけだ。とはいえ、プラチナしか、目立った付帯サービスを持ったカードが日本アメックスには存在しない。一部の人にとっては元がとれるか、その価値があるのだろう。 しかし今まで書いてきた太字の部分を見てもらえば、ホントの価値がどの程度かすぐ分かるだろう。
アメックスはアメリカだと年会費無料のカード・還元率が非常に高いカードも発行していて実利が高いし、高いクレジットスコアだけじゃなく、傷のないクレジットヒストリーホルダーじゃないと審査に通らないことをステータスとみなすこともできる。アメリカのプラチナの年会費も一度は見てみると良いだろう。
支払い遅延にすごく厳しいことと、使えない店が結構あること・限度額が一見決まっていないカードがあること・アメックス独自のポイントの利用しやすさが微妙なことなどは日米共通w
日本における入会審査の甘さは、日本人をクレジットヒストリーで判断できないこと・借金を嫌がる文化に基づく最短返済率の高さのせいもあるのかも。つまり、ほとんど借金をしない(クレジットヒストリーがない)人でも、いざ貸してみると高確率できちんと返す(信頼度の高い)顧客にあたるというバックグラウンドがあるのかもしれない。

2. その他日米共通カード
もう書くの疲れたw ぶっちゃけ1といっしょだ、多くの場合。

3. 日本独自のカード
持っているだけで…と言うカードで魅力的なものも結構あるのが特徴。みんな現金主義?還元率は正直微妙。マイルを1マイル2円換算しているサイトもあるけど、JALマイルとかちゃんと評価すると1マイル1-1.5円程度だ。LCC参入で多くの人にとってさらに下がっているだろう。

4. アメリカ独自のカード
3枚の3ヶ月ごと5%分野別還元カードとUS bank cash+などの5%キャッシュバックカード
サーチャージまでマイルで払える航空会社カード
入会Rewardsがとんでもないカード(日米のhhonors カードを比較してみると…)
ともかく入会特典・利用付帯の特典が充実している。

まとめ

日米クレジットカードの違いは、国柄・国民性・文化の違いを色濃く反映している。
両方のクレジットカードを持つ機会があるなら、付帯サービスと自分の生活パターンを良く考えてカードを選びたい。

現在持っているカード(年会費) <総利用限度額20000ドル/月 スコア740程度 ヒストリー:3年目>
JAL-USA (70 -> 20 -> 解約)
Amex blue cash preferred (75)
Discover it (0)
Chase freedom (0)
Hhonors amex (0)

日本のカード
セゾンゴールドアメックス(1万円ぐらい)
楽天(0)

取得検討中
citi Hohnors reserve (95)
US bank chash+(0)

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