備忘録
国債の日銀買い取りは一見功を奏し、手品のように国の借金を帳消ししているように見える。
そんなうまい話はない。
結局インフレーションで国民に負担を強いている。
緩和で円の価値は2割程度すでに下がった。
手品の種は簡単で、インフレに見えないのは国債の日銀買い取り分程度、日銀当座預金が増加している。
一見マネーストックが増えてないから流通量が変わらず、手品に騙されてしまう。
日銀はインフレを誘導するどころかインフレは終了していて、あとは開放の時期を待っているだけだ。もしくは緩やかに誘導するのだろう。
今後、日銀当座預金には要注意だ。
当然この金利0.1%(当座預金のくせに本当にふざけた率だが、よく考えてある。マイナス金利が続く限りは。)も他の金利と相対的に比較が必要で要注意となる。
マイナス金利消滅や、日銀当座預金金利の相対的優位がなくなり、他に官製デフレがなければ、一気に日本円の連鎖的ハイパーインフレが起こる可能性が高いし、最低でも2割、円の価値が下がる。